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Phalcon勉強会(Phalcon Night)に登壇しました

こんにちは。宇都宮です。

8月5日にPHPフレームワーク・Phalconの勉強会があり、縁あって登壇させていただきました。

イベントページは以下です。

Phalcon Night 最速フレームワーク Phalconを使い倒せ!

スライド

私の発表のスライドは以下です。

https://ryo-utsunomiya.github.io/phalcon_night_01/(クリックするとスライドが表示されます)

スライドはreveal.jsで作成しているので、GitHubの方がおすすめです(SlideShareでも閲覧に支障はありませんが、一部表示崩れがあります)。

Phalconの勉強会について

実は、社外でPhalconユーザーに会うのはこの勉強会が初めてだったりします。PHPの勉強会はたまに行きますが、Cake、ときどきLaravelって感じで、Phalconは存在自体知らない、という人も多いですね。

そういう意味で、ユーザーが集まって知見を交換できた今回の勉強会はとても貴重な機会だったと思います。

それぞれの発表について

冒頭のインテリジェンス・大谷さんの発表では、Phalconのモデルクラスのベンチマークが紹介されていましたが、「PhalconのORマッパーはFuelPHPのORマッパーの16倍速い」というのは衝撃的な数字でした。Doctrine 2やIlluminate/Eloquentあたりとも比べてみたいですね。

ソニックムーブ・岩井さんの発表は、composerによるプロジェクトスケルトンの作成や、モデルのuseDynamicUpdate等の実践的な知見が盛り込まれていて興味深かったです。

また、岩井さんと、もう1人ソニックムーブから登壇された平岡さんの発表に共通していた内容として、「Voltは落とし穴」というのがありました。

モーションピクチャー・山本さんの発表では、PhalconのWindows版はdll1つで済むから簡単、というお話が印象的でした。Linuxだとソースからビルドしてインストールすることになるので、Phalconに関してはWindowsの方がLinuxよりも導入は簡単ですね。「WISP」という略語は初めて知りました…。「Windows、IIS、SQL Server、PHP」の頭文字を取ったものらしいです。

Phalconはフレームワークによる制約や規約が少ないフレームワークです。自由度が高い反面、ベストプラクティスが見えづらいという欠点もあります。PhalconのAPIはシンプルなので学びやすいですが、上手に使いこなすには、他のフレームワークの経験もあったほうが良い、という印象を受けました。

最後になりますが、企画から会場の用意、運営まで行っていただいた株式会社インテリジェンスさん、ありがとうございました。


2014年8月7日追記:

イベントページが更新され、全登壇者のスライド一覧が掲載されたので、リンクしておきます。

http://eventdots.jp/event/79800#repo

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asial

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