Monacaアプリをデバッグする際には3つの方法があります。
プレビューは簡易的に表示や機能を試せますが、スマートフォンならではの機能は利用できません。Monacaデバッガーは動作の確認はできますが、幾つかの制限があります。
アプリをデバッグビルドすることもできますが、コードを編集するたびにアプリをインストールし直すのは手間がかかります。そこで今回はMonacaデバッガーのカスタムビルド版を紹介します。
まずはMonaca IDEを使ってプロジェクトを開きます。
アプリとしてビルドしますので、設定メニュー からビルド設定を行います。
開発者証明書などをアップロードしてください。
そしてデバッガーメニューからiOS向けデバッガーのインストールを選択します。Androidの場合はAndroid向けデバッガーのインストールを選択してください。
今回はビルドしてインストールの方を選択します。
ビルドする際にはプロビジョニングプロファイルが必要です。iOS Dev Centerであらかじめ作成しておいてください(iOSの場合)。
ビルドが終わったらダウンロードして、iTunesなどを使ってインストールします。
Monacaデバッガーのカスタムビルド版は見た目はMonacaデバッガーと変わりません。ただし任意のMonacaプラグインが使えることと、LocalKitを使っている時にGoogle Chromeを使ったデバッグがサポートされます。使い慣れたDevToolsを使えばMonacaアプリ開発が格段にスムーズになるはずです。
任意のCordovaプラグインが使えるのはGoldプラン以上ですが、これによってMonacaアプリの可能性が格段にあがります。ぜひお試しください!