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シリコンバレー研修2010@1・2日目

今年、シリコンバレー研修に行ってきた、鴨田です。
今年は2グループに分かれての研修となり、先陣を切って、まずは4名で行ってきました。

自分にとっては、実に8年ぶりの海外で、それも初アメリカということもあり、とても楽しみにしていました。

1日目は着いたばかりで、少し予定よりも遅れての行動開始となったので、UCバークレー校を訪問し、2日目から本格的な行動となりました。まずは1日目に続いて、こちらの大学の様子を見学するということで、スタンフォード大学へ。


UCバークレー校


スタンフォード大学

その後、車でシリコンバレーの中心地を回って、Googleなどをひとしきり眺めた後に、EA(エレクトロニック・アーツ)社を訪問し、ディレクターの稲田様にお話を聞きました。ご存じの方も多くいらっしゃると思いますが、EA社はゲーム会社として有名な会社であり、シムシティシリーズやシムズシリーズなどを手がけています。


Google with Androidマスコット


EA社エントランス

お話を聞いた中で印象的だったのは、シリコンバレーのエンジニアは流動性が高いので、そのなかでどうやってエンジニアをマネジメントしていくのかというお話でした。チャレンジドな仕事を与え、モチベーションを維持させることにかなり注力をされているということでした。また、シリコンバレーという土地柄、エンジニアにもある程度の範囲でビジネス的な責任というものも発生するようです。その他、ゲーム開発におけるアジャイル開発手法や、HTML5でのゲーム制作などもとても興味深いものでした。

EA社の後は、昨年も訪問させていただいたbtrax社にお邪魔いたしました。主にCEOのブランドンさんにお話をお伺いいたしました。btrax社では日米の架け橋となるWEBデザイン・開発・コンサルティングをされており、現在は日米の他にも中国からのアテンションも多いとのことでした。最近では、日本発のWebサービスをアメリカマーケットへアピールするSFNewTech JapanNightというイベントを開催されていたりもします。

そういった日本のベンチャーの海外進出の可能性であったり、私自身がデザイナーということもあって、デザインにおける見積もりのやり方になどについて、とても参考になるお話を伺うことが出来ました。

btraxの社員の方々には、会社訪問の後、夕食にもお付き合い頂き、ざっくばらんに現在のWEBサービスであったり、日本と海外のIT事情などについて、いろいろな情報を交換させていただきました。

個人的には、まずは英語力がないとどうしようもないという自戒をとても感じるとともに、文化などの違いについては吸収すれば問題ないと感じました。おのおのの文化に、長所と短所があるので、そのいいとこ取りが出来れば、大きなチャンスがあるのではないかと思いました。

蛇足になりますが、今回の研修旅行で弊社代表・田中の運転で、プロペラ機に乗る機会に恵まれました。広大なアメリカの大地を実感するいい経験となったのですが、その中で飛行計画を練る必要がありました。一歩間違えれば、命を落としかねないため、とても慎重に計画を立てて、航路を選ぶ必要がありました。普段プロジェクトの計画が甘くても死ぬことはありませんが、飛行計画においてはそうではありません。計画の重要性というものを、肌身で知るとてもいい経験になるとともに、単純に空を飛ぶ爽快感を大いに感じられる、自分の人生にとって二度とないであろうすばらしい体験をすることができました。


サンフランシスコのダウンタウン(上空から)


アシアル アメリカ支社(真ん中右・茶色の建物)

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