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VMware Server 2.0をちょっと便利に使うための設定

こんにちは、ThinkPadというかWindowsマシンに戻ってきたというのにここ最近新しいMacBookが気になりだしてきた、熊谷です。MacBook Airで懲りたというのにまたアップル製品が欲しくなってきています・・・。

そんなことで、前回VMware Server 2.0のインストールについて書いたわけですが、今回はそれをちょっと便利に使うための私なりの設定をメモ書きしたいと思います。

1. 仮想マシンの起動方法ですが、毎回毎回、仮想マシンのショートカットをクリックするというのは面倒になってきます。そこでホストマシンの起動時に一緒に起動するように設定します。

管理画面を表示し、Configure Optionsにある「Edit Virtual Machine Startup/Shutdown Settings」をクリックします。

表示されるウインドウの中にある「Allow virtual machines to start and stop automatically with the system」にチェックを入れ、そのほかの項目を好みで変更することにより、ホストマシンの起動時に仮想マシンも一緒に起動、終了時にサスペンドという動作を設定することができるようになります。

2. VMware ServerはノートPCにインストールしました。ノートPCということで会社はもちろん自宅に持ち帰ることもあります。そうするとネットワーク環境が異なりホストマシンのIPアドレスが変わるわけで、VMwareのNAT Serviceを再起動する必要があります。そんなことで、私がとった方法は、ホストマシンがサスペンドや休止状態から復帰したときにそのVMware NAT Serviceを再起動するようにしてみました。

Windows Vistaの場合ですが、タスクスケジューラを使うことによりそれが可能になります。コントロールパネル>管理ツールの中にあるタスクスケジューラを起動します。

タスクスケジューラの右側にある「操作」の「タスクの作成」から新しいタスクを作成します。まずは[全般]の名前の部分に適当な名前を入力し、[トリガ]にてこのタスクを実行するためのトリガを作成します。

ソースの部分で指定している「Power-Troubleshooter」というものが重要でサスペンドや休止状態から復帰したときにシステムのログにこの情報が記録されます。それをトリガとして利用するわけです。

次に[操作]にてVMware NAT Serviceを再起動するバッチファイルを指定します。バッチファイルはあらかじめ作成しておいてください。


@echo off
net stop "VMWare NAT Service"
net start "VMWare NAT Service"

のような中身になります。

あとは[条件]にて、「次のネットワーク接続が使用可能な場合のみタスクを開始する」にチェックを入れ、「任意の接続」を選んでおけば、サスペンド・休止から復帰しネットワーク接続ができる場合のみ、このタスクが実行されるようになります。

ということで、今現在これら二つの設定を行ってVMware Serverを快適に使用しています。便利ですねー。

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