テクノロジー
ノウハウ・TIPS

知っておくと役立つかもしれないLinuxコマンド(サーバ確認関係)

こんばんは、牧野です。
一時期また夜型になってしまっていたのですが、最近はまた朝型生活、というよりも早朝型生活になりました。

仕事の方はというとsymfony案件は一段落して、今はオリジナルのフレームワーク、ライブラリでプログラムを作ったり、javascriptのプログラムを1から書いたりと、マイペースでやっています。

さて、今日も軽めなネタで、知っているといざという時に役立つ、かもしれないLinuxのコマンドです。
サーバ構築や緊急対応などでサーバを触る場合は使う機会があると思います。

■サーバのOS情報を確認


uname -a

-a をつけると、i686といったマシンのタイプ、OSの種類、バージョンなどの情報が出てきます。

■サーバのCPUやメモリのスペックを確認


cat /proc/cpuinfo
cat /proc/meminfo

■実行中のプロセスの確認


ps aux
pstree -a
top

プログラムを強制終了せざるを得ない場合、ps aux で表示されるPIDを指定して、
kill …
をやったりします。
pstreeはプロセスがツリー状に表示されます。-aをつけると、コマンドの引数も表示されます。
qmailが動いているサーバでやってみると、各プロセスの関連が何となくわかります。
topを実行すると、デフォルトでcpu使用率の高い順にプロセスが表示され、2秒ごとに更新されていきます。
実行してから1を押すと、複数CPUの場合は個別のCPU使用率が表示されます。
sに続けて数字で秒数を入力すると、更新間隔を変更できます。

■ハードディスク容量の確認


df

-h をつけるとわかりやすくなります。


watch -1 df

などと実行すると、大きなファイルコピー時に進捗が大体わかります。

■ネットワーク接続状況の確認


netstat -ea

-eで詳細情報が、-aで接続待ち受けしている情報もわかります。
-rをつけるとrouteコマンドと同様、ルーティングテーブルが確認できます。

■DNS関係の確認


whois (ドメイン名)
dig @(問い合わせ先ネームサーバ) (確認したいドメイン) any

whoisを実行すると、ドメインの管理者、そのドメインの名前解決に使用されるネームサーバ、有効期限などがわかります。

digは、名前解決がちゃんとできているか確認したり、ネームサーバの設定を確認するのに便利です。anyをつけると、メール、ネームサーバ等の情報がまとめてわかります。

■telnetでの接続確認
・メール送信テスト


telnet hogehoge.com 25
mail from: hogehoge@fugafuga
rcpt to: hogehoge@fugafuga
data
Subject: メールタイトル
From: hogehoge@fugafuga
To: hogehoge@fugafuga
body
本文本文
.

・メールsmtp認証テスト


telnet host 25
ehlo host
auth plain (base64パスワード文字列)
mail from: hogehoge@fugafuga
rcpt to: hogehoge@fugafuga
data
Subject: メールタイトル
From: hogehoge@fugafuga
To: hogehoge@fugafuga
body
本文本文
.

・HTTP接続テスト


telnet hogehoge.com 80
GET /index.html HTTP/1.1
Host: hogehoge.com
User-Agent: telnetdayo
(Enterもう一回)

コマンドラインから手軽に各種サービスが動いているかどうか確認できるので、使えると便利です。

author img for asial

asial

前の記事へ

次の記事へ

一覧へ戻る
PAGE TOP