2009年11月9日
仮想環境VirtualBoxでのネットワークの設定
こんにちは、熊谷です。
前回VirtualBoxについて書きましたが、今回はそれの続きについて書きたいと思います。
インストールが終わったらゲストOSをいろいろいじっていくわけなんですが、例えば、ゲストOSはLinuxでその中で開発を行いたいという場合、sshを使ってアクセスしてあれこれ操作をすると思います。となると、ホスト側からゲスト側にネットワーク経由でアクセス出来なければならいということになります。で、特に設定をしていないのであれば、VirtualBoxのネットワークアダプタの割り当ては「NAT」になっていると思います。
「NAT」の場合ゲスト側からは外に出ることは可能なので特に意識しなくてもホスト同様にネットワークを使用することが出来ます。しかし、ホスト側からゲスト側にアクセすることはできません。ということで、これではもちろんsshを使ってということは出来ないので、何か設定を行わなくてはいけません。
そんなことで、ネットワークアダプタをもう一つ追加しましょう。設定のネットワークからアダプタ2を選び「ネットワークアダプタを有効化」にチェックを入れ、割り当てから「ホストオンリーアダプタ」を選択してOKです。
ちなみに、この「ホストオンリーアダプタ」のIPアドレス等々を変更するときは、環境設定のネットワークから行うことが出来ます。
これでゲスト側から外へのアクセスは「NAT」を割り当てたネットワークアダプタ経由で、ホスト側からゲスト側へのアクセスは「ホストオンリーアダプタ」を割り当てたネットワークアダプタ経由で可能になります。試してみてください。