特命MonacaPress vol3. WordPressのプラグインでアプリを生成する魔法の仕組み
WordPressとMonacaをどうやって連携させれば、最も大きな価値が生まれるのだろう。
片方はCMSで得意分野はコンテンツの管理、もう片方はIDEなので得意分野はソフトウェアを作り出すことなので、そこを活かす必要があります。
両者の強みを活かすアイディアとして、WordPressのプラグインでアプリのソースコードを生成してMonaca側アプリ化を行う仕組みにたどり着きました。
ちょっと発想が奇抜すぎて説明するのが難しいのですが、この仕組みが実現すればWordPressの製作者の方たちは、WordPress閲覧アプリやWordPress投稿アプリを簡単に作ることができるようになります。
また、Monacaを経由するため、アプリの出来が気に入らなければソースコードを修正して自由にカスタマイズすることができます。カスタム3兄弟への対応もMonacaIDEを使って編集することで実現可能です。
この仕組みを実現するのは結構大変です。仕組みも大掛かりですが、生成するアプリの機能やデザインにこだわり始めると、時間がいくらあっても足りません。そしてドキュメントも必要です。
自分も本業があるので、ずーと特命を続けるわけにもいかない…
「そうだ、オープンソースプロダクトとしてコミュニティーベースで開発しよう!」
もしこのアイディアに本当に価値があるのなら、この仕組みを必要としている人たちと集まって、Monacaの開発とは関係なく、自分たちの手で作るのが有意義なんじゃないだろうかと考えました。各プラグインは全てGPLで公開して、アプリの作り方やカスタマイズ方法もコミュニティーで共有しながらドキュメントを書いたり勉強会をやればいい。
国内発のオープンソースプロジェクト立ち上げと、コミュニティーベースでの開発。
成功したら、これは中々面白いですよ!ということで今、WordCampTokyoに向けてプロトタイプを改めて開発中です。
ブースで展示するので、興味がある方は是非、見に来てください。