『もの』を作る原動力は技術者です!
こんにちは。小林です。
昨日・今日とDevelopers Summit 2007を見学してきました。
今回は、アシアルやPHPユーザ会で出展を行っていなかったため、久しぶりに単なる来場客として参加してきました。
朝10時からということで、普段より早起きして「徹底討論:日本のIT技術は世界一になれるか?」を聞きに行きました。LUNARR, inc 高須賀宣氏、IBM Venture Capital Group 日本担当 勝屋久氏、日経BP社 奥寺憲穂氏の3名が壇上に上がり、高須賀氏に2人が質問していくような形で議論が進んでいきました。
高須賀氏は、サイボウズ創業者であり、現在は、米国で新ビジネスを展開しようとしている方です。
お話の中で、幾度となく「世界一」を強調されていましたが、それを語っている様が本当に楽しそうで、単なるオーディエンスとして聞いていた私にもひしひし伝わってきました。どうせやるなら世界に通用するものを - アシアルの社長もよくそんなことを言ってますが、この夢、技術者としての至上の夢ではないでしょうか。一緒にやる人間としても、楽しいものです(^^
また、技術者に向ける言葉として「日本の技術者の技術力は世界に通用するものだ。卑屈になることはない」ともおっしゃってました。LUNARRのプログラマも、日本人を米国に連れて行ったとのことです。嬉しい言葉です(^^
ただ、ビジネスに落とし込むには「技術力」だけでは困難で、business conceptをしっかりと組み立てることが必要であり、日本では、そのような能力をもった人間と技術者が出会う機会が少ない。故に、日本発の世界に通用するソフトウェアが、なかなか世の中にでてこないのではないかとも話していました。
アメリカのベンチャーでは、ものを作るとき、初めから世界にも通用するものをと考える人間だらけだそうです。
PieceFrameworkで、サイトを初めから英語に対応させているのも、やはりそういういう理由なのでしょうか。。。なんて思いながら聞いていました。
技術者の皆さん、デブサミのテーマ
「デベロッパーがビジネスを刺激する」
のように、積極的にアピールしていきましょう!
『もの』を作る原動力は皆さんです!