App Storeの新基準 (iOS 8、64bitサポート義務) に対するMonacaの対応につきまして
平素より、Monacaをご利用いただきありがとうございます。
この度Apple社より発表があり、2015年2月1日よりApp Storeで配布するアプリについて「64bit対応」および「iOS 8対応」の2つが要件として義務づけられます。
Monacaでは現状「Cordova3.5形式のプロジェクトであること」および「Xcode 6でビルドすること」という2つの条件を満たすことによって、App Storeで新たに定められる2つの要件に対応することが可能でございます。
下記に、App Storeの新しい要件に対応するための2つの方法を記載致します。
1: Cordova 3.5形式であることの確認方法
2: Xcode 6でビルドを行うための設定方法
Monacaのダッシュボードを開いていただき、プロジェクト名の右下にある「歯車のマーク」をクリックします。
そこで「新しい形式に変換」というメニューが現れない場合、そのプロジェクトはCordova3.5形式のプロジェクトです。「 新しい形式に変換」というメニューがある場合、そのプロジェクトはCordova2.9形式のプロジェクト (Appleの新要件に未対応) です。
※ Cordova2.9形式のプロジェクトの場合「新しい形式に変換」というメニューをクリックすることで、3.5形式へのアップデートが可能です。2.9から3.5にアップデートする際は必ずプロジェクトのコピーを行い、バックアップを取ってから行ってください。2.9から3.5へのアップデートに伴う機能変更に関してはこちらの記事をご覧ください。
Monaca IDEでプロジェクトを開き上部メニューの「設定」から、「iOSアプリ設定」をクリックします。
「その他」の「Xcodeバージョン」のセレクトボックスから「バージョン6」を選択した後、ページ下部の「保存する」ボタンをクリックして設定を保存します。上記手順でプロジェクトがXcode 6のビルドシステムでビルドされるように設定されます。
Cordova2.9形式のプロジェクトでApp Storeの新基準に対応可能かどうかは現在、調査中でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。