Monaca新規リリース Cordova 4.1移行ガイド
いつもMonacaをお使いいただき、ありがとうございます。
この度、1月30日にMonacaのメンテナンス作業を行わせていただきます。メンテナンスの予定は下記の通りでございます。
メンテナンス中もMonacaバックエンドAPIはご利用になれます。
今回のメンテナンスにより、Cordovaの最新バージョンである4.1に対応します。そのため、既存のCordova 3.5、Cordova 2.9のプロジェクトをお持ちの方に向けた移行ガイドをご用意しております。Cordova 4.1へのアップデートをご検討される方は、こちらのガイドをご覧ください。
リリースノート
MonacaのCordova バージョンアップデート
- Cordova 3.5に加え、新たにCordova 4.1を選択することができます。
- 新しく作成されるプロジェクトは、Cordova 4.1がデフォルトで選択された状態となります。
- 既存のプロジェクトはCordova 4.1にアップデートするために手動で対応を行う必要があります。詳しくは、移行ガイドをご覧ください。
- Cordova 3.5→Cordova 4.1及びCordova 4.1→Cordova 3.5へのバージョン切り替えは自由に行うことができます。
- 2015年2月1日から施行されるApp Storeの新基準に対応します。
- iPhone 6 / iPhone 6 Plus用のアイコン及びスプラッシュスクリーン画像がMonaca IDE上で設定できるようになります。
- 既存のプロジェクトに関しては、ビルド時にiPhone 6 / iPhone6 Plus用のアイコン及びスプラッシュスクリーン画像の追加登録が必須になります。詳細は移行ガイドをご覧ください。
- Cordova 4.1ベースのプロジェクトではCrosswalk 10をハイパフォーマンス版のWebViewエンジンとして採用します。セキュリティーのアップデートが適用され、Google Playより表示されていた脆弱性警告は出なくなります
Cordovaプラグインの関連の更新
- Cordova プラグインのアップデートされ、多くの修正が含まれています。Monacaドキュメントの各プラグインのページで、プラグインバージョンの確認ができるようになりました。
- iOSでgeolocation プラグインAPIが正常に動作しなかった問題が解消されます。
- テンプレート作成時にデフォルトで組み込みが有効になっていたStatusBar プラグインが無効になっています。StatusBarプラグインは「Cordovaプラグインの管理」から個別に有効にしていただくことで引き続き、お使いになれます。
Android Monacaデバッガー3.2.0をリリース
- この度のリリースのアップデートを反映したAndroid Monacaデバッガー3.2.0をリリースします。最新のMonacaデバッガーへのアップデートをお願いいたします。
- デバッガーを再起動した場合や操作を行わずしばらく経ってからプロジェクトの取得・更新ができなくなる不具合が解消されました。
- ストア版デバッガーからStatusBar プラグインが除外されております。
- StatusBar プラグインを利用される場合は、Monaca IDEからビルド可能なカスタムデバッガーもしくはビルドしたアプリにて動作確認をしてください。
iOS Monacaデバッガー3.2.0をリリース
- 最新のデバッガーへのアップデートをお願いします。
- iPhone 6 / iPhone 6 Plusのスプラッシュスクリーンに対応しました。
- ストア版デバッガーからステータスバープラグインが除外されております。
- StatusBar プラグインを利用される場合は、Monaca IDEからビルド可能なカスタムデバッガーもしくはビルドしたアプリにて動作確認をしてください。
iOS サポート対象バージョンの変更
- iOS 7およびiOS 8がMonacaのサポート対象のOSとなります。
- iOS 6のサポートを終了させていただきます。
Cordova サポート対象の変更
- Cordova 2.9プロジェクトのサポートを終了させていただきます。2.9プロジェクトに関して、継続してビルドを行うことは可能ですが、数ヶ月以内にはビルドのサービスを停止する見込みとなっております。
Cordova 4.1移行ガイド
Cordova 2.9から4.1にアップデートされるかたは、まずこちらのドキュメントをお読み頂きますようお願いいたします。具体的な手順としてはダッシュボードでプロジェクト右下の歯車のアイコン中のして「新しい形式に変換」をクリックして3.5形式にプロジェクトを変換します。その後、プロジェクトをMonaca IDEで開いて、「Cordovaプラグインの管理」からCordova 4.1を選択します。
プロジェクトのCordova バージョンの切り替え方法
MonacaクラウドIDEでプロジェクトを開き、上部メニュー「設定」の「Cordovaプラグインの管理」をクリックして、Cordovaプラグインの管理画面を開きます。画面上部のCordovaバージョンのセレクトボックスにてCordovaのバージョンを選択できます。
iPhone 6 および iPhone 6 Plus用アイコンおよびスプラッシュ画像の追加
MonacaクラウドIDEのiOS「アプリ設定」からiPhone 6およびiPhone 6 Plus用のアイコンおよびスプラッシュ画像を登録することが できるようになります。App Storeへアプリを提出される方は必ずこちらの画像をご登録いただきますようお願いします。
StatusBarプラグインのMonacaデバッガーからの除外
MonacaデバッガーからStatusBarプラグインが除外されております。その影響によりこれまでMonacaデバッガー上で動作させていたアプリの見た目が変わることがございます。これらの現象への対応策はこちらのブログをご覧ください。