2015年9月3日
ElectronでOnsenUIを利用してみよう!
Electronはクロスプラットフォームで稼働するアプリをHTML5、CSS3、Javascriptで構築できるプラットフォームアプリケーションとなっています。しかし、まだデザインフレームワークが確立されておらず、その辺りはスクラッチで作成するか、既存のWEBテンプレートで対応するしかありません。そこで今回はOnsenUIを利用してElectron上で動かしてみたいと思います。
Electronのインストールとプロジェクトの起動方法
執筆時点でのElectronとOnsenUIのバージョンは下記の通りです。
- Electron: v0.31.1
- OnsenUI: 1.3.8
- angular: 1.4.5
インストール
まずはベースとなるElectronのインストールからです。Nodeを利用してインストールします。
$ npm install -g electron-prebuilt
プロジェクト設定
プロジェクトディレクトリを作成して、package.jsonの初期設定を行います。ここでは /electron-sample
を対象ディレクトリとします。
$ mkdir /electron-sample
$ cd /electron-sample
$ npm init -y
以下のようなpackage.jsonができ上がると思いますが、Electronの起動は、main.js
となりますので、“main”の属性だけ修正しておいて下さい。
{
"name": "electron-sample",
"version": "1.0.0",
"description": "",
"main": "main.js",
"scripts": {
"test": "echo \"Error: no test specified\" & & exit 1"
},
"keywords": [],
"author": "",
"license": "ISC"
}
まずはプロジェクト作成
ディレクトリの最小構成は、下記の通りです。
.
├── ./index.html
├── ./main.js
└── ./package.json
main.js
は、Electronの起動スクリプトです。
'use strict';
var app =