開発案件でMonacaを使う際にぜひ知って欲しい機能3つのこと
最近、アプリ開発案件の中でMonacaを使いたいというニーズが増えています。特にハイブリッドアプリとしてiOS、Androidの両方に対応して欲しいという要件の中で出てくることが多いようです。
しかし今後すべての案件においてMonacaを活かせるか分からず、プラグインのインストールできるGoldプラン以上にすることに躊躇してしまうという話が聞かれることがあります。そこでぜひ知って欲しいのが以下の3つのことです。
- プランのダウングレードできます
- 月額プランもあります
- エクスポート機能を使いましょう
それぞれについて紹介します。
プランのダウングレードについて
Goldプランに加入した場合、ずっと継続的に使わなければならないと思われがちですが、実際はそんなことはありません。不要であればプランをダウングレードすることができます。すでに作られているプロジェクトが消えたり、勝手に変更されるようなことはありません。ただし、プラン変更後にプラグインを追加したりするようなプラン上の制限がある機能は使えませんのでご注意ください。
一度アプリをリリース後、最初の保守期間が終わったタイミングでプランをダウングレードし、次の追加開発までは無料プランにしておくということができます。iOS、Androidともに毎年メジャーアップデートしていますので、毎年の更新は欠かせないかと思います。ですので不要な時にはプロジェクトは寝かせつつ、必要に応じてプランを切り替えてもらうのがお勧めです。
月額プランもあります
プランを頻繁にアップグレード、ダウングレードする場合は年額プランではなく月額プランがおすすめです。年間一括払いの場合、10ヶ月分の料金にはなりますが、継続的な開発案件があるかどうかが気になるかと思います。そこで月額プランにしつつ、個別の案件単位でMonacaを利用されるのが良いのではないでしょうか。
その上で継続的にMonacaを使うニーズが出てきたら、途中で年額プランに切り替えることもできます。いきなり年額プランでは躊躇してしまうかと思いますので、まずは気軽に月額プランからはじめてみてください。
エクスポート機能について
エクスポート機能を使えば現状のプロジェクトをそのままローカルにダウンロードしておけます。ダウンロードしたコードをGitなどを使ってバックアップしておけば、いつでも状態を再現可能です。このあたりはLocalkit + GitHubといったような運用でも良いかと思います。プランの変更によって既存プロジェクトに影響がある訳ではありませんが、放置してしまう前にエクスポートしておく方が良いかもしれません。
有料のGoldプランでも自動バックアップは3ヶ月間となっています。LocalKitを使ってローカル上で開発を行い、コードは任意のリポジトリ管理を使ってバージョン管理するのがお勧めです。
より本格的にMonacaアプリを開発していく際にはプラグインのインストールやチーム管理機能など有料プラン上での機能が必要になるかと思います。そんな時には必要な時だけプランを切り替えるなど、上手にMonacaを使ってみてください。