2015年10月14日
Monacaデバッガーのカスタムビルド版を使ってみよう
Monacaアプリをデバッグする際には3つの方法があります。
- Monaca IDE上のプレビューを使う
- Monacaデバッガー(App Store/Google Playからダウンロード)を使う
- アプリをデバッグビルドする
- Monacaデバッガーのカスタムビルド版を使う
プレビューは簡易的に表示や機能を試せますが、スマートフォン ならではの機能は利用できません。Monacaデバッガーは動作の確認はできますが、幾つかの制限があります。
- あらかじめMonacaデバッガーに組み込まれたCordovaプラグインしか使えません
- USBデバッグに対応していません
- Monacaデバッガー経由でのアプリインストール機能、ネットワークインストールに対応していません
アプリをデバッグビルドすることもできますが、コードを編集するたびにアプリをインストールし直すのは手間がかかります。そこで今回はMonacaデバッガーのカスタムビルド版を紹介します。
Monacaデバッガーカスタムビルド版の特徴
- 自作プラグインをはじめすべてのCordovaプラグインが使えます
- ネットワークインストール対応
- Chromeを使ったデバッグに対応
- Monaca IDE上でビルド
カスタムビルド版の作成方法
まずはMonaca IDEを使ってプロジェクトを開きます。
アプリとしてビルドしますので、設定メニューからビルド設定を行います。
開発者証明書などをアップロードしてください。
そしてデバッガーメニューからiOS向けデバッガーのインストールを選択します。Androidの場合はAndroid向けデバッガーのインストールを選択してください。
今回はビルドしてインストールの方を選択します。
ビルドする際にはプロビジョニングプロファイルが必要です。iOS Dev Centerであらかじめ作成しておいてください(iOSの場合)。
ビルドが終わったらダウンロードして、iTunesなどを使ってインストールします。