その他

VistaでVMWare Serverを使う

現在の私の開発サーバはVMWare Server 1.0.4上で動作しているDebianです。

以前はcoLinuxを使用してその環境を構築していたのですが、Windows XPからVistaに移行した結果TAP-Win32を使用してのNATでネットワーク接続が使えなくなってしまいました。XPの頃は下記のようにnetshコマンドを使って設定ができていたのですが、


netsh routing ip nat install
netsh routing ip nat add interface "ワイヤレス ネットワーク接続" full
netsh routing ip nat add interface "ローカル エリア接続" full
netsh routing ip nat add interface "Tap" private
netsh routing ip dnsproxy install

Vistaでそれを行うと以下のようにエラーが出て設定することができません。

NATはあきらめてブリッジ接続にすれば問題ないと思うのですが、個人的にどうしてもNATで使用したい!そんなことでcoLinuxはあきらめざるを得ません。VistaでNATで接続する方法知っている方がいらっしゃったら是非教えてください。

で、代わりにといっては何ですがVMWare Serverを使用することにしました。しかしこれもまた問題があります。Vista上で使用すると仮想マシンの起動時がものすごく遅いというかホストマシンの反応が一定時間なくなります。さすがにこれでは使えないのでいろいろググってみると、VMWare Communitesに「10 minute lockup, server w/ Vista as host」ということで同じような症状の方の書き込みを見つけました。


host.TSC.noForceSync = TRUE

C:\ProgramData\VMware\VMware Server\config.iniに上記一行を加えればいいらしいです。ただ試してみたのですがconfig.iniに記述しても変化がなかったので、仮想マシンの設定ファイルであるvmxファイルにこの一行を加えました。さらに、http://www.drk7.jp/MT/archives/001215.htmlで紹介されている方法も併せてやっておきました。

これら作業の結果、今のところVista上でVMWare Server 1.0.4が安定して動作しています。

ちなみにネットワーク周りは、私の場合はやはりNATで使用していてVirtual Network Editor(vmnetcfg.exe)を使用してIPアドレス等を好きなものに変更し、

仮想マシンにVMWare Toolsをインストールして、vmxファイルに


ethernet0.virtualDev = "vmxnet"

上記一行を追加してNICとして”vmxnet”を使用するようにしたりしています。

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asial

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