Silverlightで動画プレイヤーを作ってみた
MicrosoftのSilverlightを使ってみました。
Hello Worldを出しただけじゃ面白くないので、簡単な動画プレイヤーを作ってみました。
SilverlightではXAMLと呼ばれるXMLベースのファイルで視覚的な構造を定義し、それをJavaScriptを使って動かします。
Flashとは違いテキストのままで動作させることが出来るので、コンパイル作業は必要ありません。
Silverlightはマルチプラットフォーム・クロスブラウザ対応ということですが、現状だと結構動かない環境もあるようです。Windows2000などでは動作しないかもしれないです。
Silverlightで構築するときは、基本的に以下の5つのファイルを使用します。
Silverlight.js ・・・Silverlightの本体
Default_html.js ・・・基礎部分。ほぼ編集することはない。
Page.xaml.js ・ ・・編集しまくる
Page.xaml ・・・視覚情報用xamlファイル。これで見た目のカッコよさが決まる。
index.html ・・・表示させるHTML
この中で手を入れることになるのは、ほとんどPage.xaml.jsだけです。
Silverlight.jsはここのページからSDKをダウンロードすることで入手できます。
見た目を決定するxamlファイルは基本的にテキストエディタがあれば作成可能ですが、カッコよく作るにはMicrosoft ExpressionなどのXaml形式のファイルを出力してくれるデザインツールを使うといいらしいです。
Silverlight1.0の段階だとxamlに日本語を書いても表示できませんが、このへんのツールを使って日本語文字列をベクトルデータとして持たせる方法などもあります。
現在Silverlightのバージョンは1.0と1.1alphaがあります。1.1からはC#やVB.NETなどの言語でも開発できるようになるらしいですが、特に必要ないので今回は1.0を使用しました。
また、SilverlightはMicrosoftのVisualSutudioで開発できるらしいです。
おそらく、デザイナーがMicrosoft Expressionでxamlを作って、プログラマーがVisualStudioで処理を書いていくような形を想定しているんだと思いますが、どっちも持ってないので全部テキストエディタでガリガリ書いていきます。