その他

ルータのLinuxマシン化

こんにちは、牧野です。
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

さて、今回は年明け早々去年の話題です。去年の11、12月にかけて、社内の何人かでルータのLinux化をいうのをやっていました。かなり前のTIPS+メーリスで少しだけ触れていて、「うまくいったらブログに載せます。」みたいなことを書いていたのを何となく覚えているという人がいるかもしれませんが、それです。

結論から言うと、、、失敗しました!(汗)
でも、ある程度、多少、少しは、、、成功した部分もあったので。。。

使用したルータはバッファローのBBR-4MGで、一人一台用意して作業しました。

やりたかったことは、
ステップ1:ルータにシリアル接続してログインできるようにする →成功
ステップ2:ルータにUSBポートをつけて使えるようにする →ここでみんな失敗!
ステップ3:USBメモリをつけてそこにLinuxを入れる

今回は、できてみれば簡単だったシリアル接続のところを紹介します。

(BBR-4MGの改造について、参考になるページ)
http://www.chichibu.ne.jp/~kawahira/library/bbr-4mg.htm
http://www.fenix.ne.jp/~thomas/memo/bbr4/

BBR-4MGの基盤にはシリアルの信号をわりと簡単に取り出せる部分があって、そこにDsub9ピンのコネクタをつなげばPCから接続できます。
ただ、ルータの方の電圧レベルは3.3V、パソコンの方は5Vなので、調整する回路を作ってつなぎます。
回路図はこのようになります。なお、回路図のICはADM3202AN、コンデンサは0.1μFです。GND、VCC、RSC、TXDはルータの基盤につなぎます。

そして、この写真がBBR-4MGの基盤にはんだ付けした部分で、黒線がGND、赤線がVCC、白線がRXD、黄色の線がTXDになります。携帯のカメラで撮ったので画像が汚いです。。

これでパソコンとつないで、TeraTermとかを起動しておき、ルータの電源を入れると、ルータの起動する様子が画面で見えます。
シリアル接続のパラメータで、ボー・レートは115200bps、データは8ビット、バリティー無し、ストップビットは1ビットに設定しておきます。

ここまでできれば、データを保存できる容量は足りなくてもLinux化することはできるようです。

次のUSBを使えるようにするのがなかなか大変で、失敗してしまったのですが、続きはまた別の機会ということで。

ちなみにこの電圧レベル変換回路は他の物、玄箱とかにも使えます。興味ある人はやってみて下さい。
それにしても、PS3やPSP、DS、携帯電話など、いろいろいじって遊べるものが増えてきたような気がします。

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