アシアル – 社内オンラインtech勉強会の紹介
お久しぶりです。江口です。
皆さんの会社、もしくは所属されている組織で、社内勉強会をやってますか??
私は転職の軸を「勉強会が活発に行われている会社か?」にするほど重要視してます。
今回は弊社の社内勉強会について、以下の章立てで簡単に紹介したいと思います。
取り止めのない内容ですが、よろしくお願い致します。
- フルリモートになって感じた課題
- フルリモートで復活勉強会
- まとめ
フルリモートになって感じた課題
弊社ではフルリモート移行前は、よくソーシャルランチ兼勉強会を行ってました。
↑ランチをしながら勉強会を行っている様子です。
プロジェクトで学んだことや、プライベートでどんな技術に触れているか、最近の流行の技術など...
気軽に意見交換をしていました。
ですが、リモートになってからは物理的な場所がなくなったこともあり、そのまま自然消滅してしまいました。
オフィス出社時は、日常の何気ない雑談からも意外な技術情報が聞けたり、悩んでいた設計も話すだけでパッと解決したりと、そんな経験みなさんにもあるのではないかと思います。
この無意識の情報収集機会が失われたのは想像以上に大きい損失だなと、今になって思います。
フルリモートになり、通勤退勤などの移動時間は減り、効率的に仕事がこなせるようになった反面、
自分から意識しない限り、付加価値的な情報が入って来にくくなったなと、時間が経つにつれて痛感するようになりました。
フルリモートで復活勉強会
そこでフルリモートでも勉強会を再開しようと思い、自分はどんな勉強会にしていきたいか?を考えました。
私は勉強会のハードルは低くあるべきだと考えます。
勉強会とは完全な知識や、誰にとっても有意義となるべき情報を発信するといった高尚な場ではなく、むしろ発信した情報は間違っても良い、表面さらっただけの薄い情報でも良いと考えています。
参加した人が、その情報・単語を知る機会、そしてそれを聞いた人・知った人が学ぼうと思うきっかけになるのが一番大事なことだと考えているからです。
また、発信者も間違った情報 or 知識として不足しているなど、自分に足りない考えを知るきっかけにもなります。
発表内容が専門的すぎて難しく、全く理解できずにポカーンと聞いている。これも良いんです。
ポカーンと聞いた内容でも、何となく聞いていれば、いつかどこかで「この単語聞いたことあるぞ?」となる機会が多かれ少なかれきっと来ます。必要になった時に調べて自分のものにすればOKです。
これらを継続的に行い、組織文化として根付かせられれば、気負うことなく情報を共有できて心理的にも安心感が増すかなと。
※社内勉強会にスコープを絞った話です。そもそも有料勉強会や外部のイベント勉強会となるとまた話が変わってくると思いますので悪しからず。
こんな理想を踏まえ、フルリモート復活勉強会の具体的な運営ルールを以下に定めました。
- Slackのハドルミーティングで月1で最低1時間実施。参加者は気が向いた時間だけチラ見する程度でもOK
- 発表資料は作らなくてもOK。作っても勿論OK
- 発表の途中に質疑応答挟んでOK
- 発表ではなく、設計や見積もりの相談事項などでもOK
もはや雑談ラジオに近い勉強会になりましたが、毎回発表者も埋まるほど安定して運営し続けられています。
(今のところ社内の参加率はそこまで高くはないですが、、、)
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先月の勉強会の様子です。息の長い旧社内システムをDockerでリプレースするぜって話や...
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アシアルブログで取り上げた話題を深掘り。この時はTrivyを実演して解説してくれたり
こんな感じでゆるく「やってみた」系や、「Docker啓蒙」系、「やってやるぜ」系の話が多いです。
特に前者画像は社内システムの話なのですが、この話を聞くまで現状を私は全く知りませんでしたので聞いてて楽しかったです(?)
他にも「今度こんなシステムを担当するのですが、こんな設計はどうか?何か懸念とかあるか?」や、「このパッケージ、このプロジェクトで使うと効率良くなりそうじゃない?」などの話もあります。
まとめ
今回は簡単に「弊社は今フルリモートでこんな感じで社内勉強会を運営しています」という紹介でした。
まだまだ参加者も少なく、課題も多いですが、周囲を巻き込み巻き込まれる力を大切に、社内の誰もが気負うことなく参加できる勉強会を築いて行けたら素敵だなと考えています。
この記事を読んで、共感された方、興味を持たれた方、一緒に働いてみたいと思った方はご連絡くださいw
以上です。ありがとうございました。