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TiECON 2008: アントレプレナーの集い

小林です。ご無沙汰しております。
5月は、2週間ほど Silicon valley に滞在しておりました。日本に戻ってから連日の雨で、向こうのカラッとした天候が恋しく思います。

さて、今回は、TiECONについてご紹介したいと思います。
TiECONとは、毎年5月にシリコンバレーにて開催される、世界最大のアントレプレナー向けのカンファレンスです。

数千人の参加者を集める大規模なカンファレンスですが、チャーターメンバーというボランティアにより運営されていると言うから驚きです。

TiECONは、
– Keynote, Distinguished Speakers Series(講演)
– E-Bazaar(VCとアントレプレナーの交渉の場)
– Exhibit(展示)
から構成されます。
セッションのテーマの多くはIT系と医療系が占めており、これらの分野に対する注目度の高さが伺えました。

TiECON(The Indus Entrepreneurs Conference)といわれるだけあり、参加者のほとんどはインド人の方で、また一人一人がビジネスチャンスを掴もうと、会場は熱気の渦に包まれていました。そこにいるだけで、なんだか自分も何かできるのではないかという抑揚感にとらわれるほどでした。

講演も然りですが、参加者同士のネットワーク作りを重視しているカンファレンスで、とにかく顔があったら会話すると言った形です。自分が何者で、どういう目的でこのカンファレンスに参加していて、あなたとどんなビジネスの可能性があるのか意見を交換し合うといった具合で進みます。
中には、Networking Luncheon Sessionsで隣に座った方ですが、インドでアメリカからのソフトウェア開発を受託する4000名ほどの従業員を抱える企業の社長の方がいらして、「それで、どんなビジネスの可能性があるの?」といわれ、返答に非常に困りました(–;

来年の参加時には、「あなたとこういうビジネスがしたい」と提案できるよう、自分自身も会社も成長させたいと考えます。


【写真】Web会議システムを開発したインド人の方と。

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