WOWEngine+Away3Dを使ってFlex上で3D物理エンジンを試してみる
こんにちは。松田です。
今回はFlash用の3D物理エンジンWOWEngineを簡単に試してみたいと思います。
WOWEngineはFlash用の3D物理エンジンですが、3Dオブジェクトの描画はしてくれませ ん。あくまでオブジェクトの位置関係を計算するだけです。
なので、3Dオブジェクトの描画自体はPapervision3DやAway3Dなどの3D描画ライブラリを使用する必要があります。
今回はてっとりばやく実装するために、以前のエントリで使ったことのあるAway3Dを使って描画します。
そして今回も前回同様、Flex上で作成しています。
作成の流れとしては、
「Away3Dで何か描画してみる」→「動きの処理部分にWOWEngineを組み込む」
という感じになるわけですが、Away3Dの描画方法については以前書いたこちらのエントリへどうぞ。
上記エントリのonEnterFrame()あたりでやっているオブジェクトの移動処理をWOWEngineの処理に置き換えます。
まずはWOWEngineをダウンロード。
http://seraf.mediabox.fr/datas/as/wow-engine.zip
次にWOWEngineが必要とするライブラリAS3DSをダウンロードします。
http://lab.polygonal.de/ds/
そして前回書いたAway3Dのソースコードをちょっと変えつつWOWEngineを埋め込んでいきます。埋め込んだ箇所はそれほど多くないのでソースコードを見て確認してください。
これだけで一応完成。
ソースコードはFlash画面内を右クリック→「ソースの表示」で表示できます。
画面をクリックするとボールが次々増えていきます。やりすぎ注意。
ボール同士に衝突判定が付いているなんとなくわかると思います。
まだまだいじり始めたばかりなので今回はここまでし かやってませんが、けっこう簡単に実装できそうですね。