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サンクコストの対処

日経ビジネスAssocieの2008年7月号「勝てるビジネス心理術」の記事が面白かったので一部抜粋して紹介します。

Q11 楽しみにしていたコンサートの当日、あなたはあいにく風邪を引いたようで、体調が優れません。天気は大荒れ模様で、コンサート会場までの交通機関には混乱も予想されます。チケットは雑誌の懸賞に応募して手に入れたものです。
あなたはどちらを選びますか?

 

Q12 楽しみにしていたコンサートの当日、あなたはあいにく風邪をひいたようで、体調が優れません。天気は大荒れ模様で、コンサート会場までの交通機関には混乱も予想されます。チケット代金は1万円でした。
あなたはどちらを選びますか?

 

アンケートの比率同様、私も懸賞で当てたなら自宅療養するし、1万円払ったなら勿体ない心理が働き、多少体調を崩したり天候が悪くても会場へ足を運ぶと思いました。
※一緒にいく人次第とか、ダフ屋にチケットを売るとかナシね。

この記事によると、サンクコスト(sunk cost)つまり、"埋没した"代金回収不可能なチケットである以上、今どうしたいかを実現させた方が自分にとって高価値だと言っています。
まさにその通りで、私生活やビジネスシーンに数多く出現する事象だと思います。正しく物事の価値を判断できなければ損をします。原価を一旦無視し、目の前にある物は自分にどれだけの価値を与えてくれるかを考えると良さそうです。本当の物の価値を間違わなければビジネスにかなり有利に働きますね!

とまぁ、日経ビジネスAssocieは毎回そそるタイトルに負けず内容も濃いので、楽しみながら読んでいます。会社で定期購読していおりますので、社内の若い方も読んでみてください!

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