その他

AndroidとiPhone

先日、遅い夏休みを頂きつつ、アメリカに旅行にいきました。ワシントンDC~フロリダ、ロサンゼルスと縦横無尽に飛び回ったのですが、巷でいわれている景気減速感は少しですが伝わってきました。特に、フロリダの観光地や別荘地に活気がない(フロリダはオンシーズンのはずなのですが。。。)ところが、その原因かもしれません。

さて、せっかくアメリカに行ったので、何かおみやげを買わないと。という訳で、T-Mobile G1(HTC Dream、通常Android端末)を買ってきました。米T-MobileはG1リリースに伴い1.7GHzのHSDPAを運用開始しましたが、G1は2.1GHz帯のHSDPAにも対応しています。そのため、日本でも使っている人がひらほら。。。

アシアルでは(というか僕は)スマートフォン大好き人間で、これまでも色々と試しています。
iPhoneでは、いろいろなソフトウェア開発(自分たちでリリースしたのとしては、iPhoneそろばんもぐらたたき)を仕事としても行っていますが、Androidに対しても同様の取り組みを進めています。

AndroidはLinuxベースの端末なので、OSのライセンス料が安価で済み、端末価格も一般端末よりも下げられる、という所にメリットがあるといわれています。開発者の視点からすると、オープンプラットフォーム上にアプリケーション開発ができるので、思う存分、好きなソフトウェアを作ることができます。

とはいえ、現状のAndroid SDKでいくつか試したところ、できないこと尽くしという印象を持っています。これは、端末の制限というよりは、Android SDKに用意されているフレームワークの制限がかなり大きいから、という理由です。実際、G1に日本語IMEを実装しようとして、数名の方がすばらしいチャレンジをされていますが、残念ながらネイティブIMEのような操作感はフレームワークの制約上、今のところ厳しそうです。

このフレームワークの制約は、iPhone SDKにも言えることです。両者とも、画面を構成する各種コントロールのデザインが洗練されている分、その見た目や機能に関して厳しい制限が設けられています。それぞれの部品はウィンドウとして扱われ、何でも操作アリのWindowsとは大きな違い。。。

とはいえ、この厳しい制約のなかで出来ることを突き詰めていくことも、開発の醍醐味の一つです。
Androidに対応したソフトウェアのリリースも、そう遠くないと思いますので、是非ご期待ください!

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