ChromeからChatGPT Searchを使う場合のTIPS
アシアル代表の田中です。こちらの ブログでは久しぶりの投稿ですが、相変わらずハンガリーにて暮らしています。
Chrome向けChatGPT Search拡張機能について
最近ChatGPT Searchが公開され、私のアカウントでも利用できるようになっていました。Chromeブラウザー向けのChatGPT Search拡張機能も同時に公開されています。
実際にインストールすると、デフォルトの検索エンジンがChatGPTに切り替わります。アドレスバーに検索ワードを入力すると、ChatGPTが開き、ChatGPT Searchを用いて検索が行われます。
手軽にChatGPT Searchを用いて検索を行えるものの、使い勝手の面で少し改善したいと感じる所がありました。
1. デフォルト検索エンジンはGoogleのままがいい
この拡張機能を入れると、問答無用でデフォルトの検索エンジンがGoogleからChatGPT Searchに切り替わってしまいます。Googleで検索したい場合は、アドレスバーで !g
を付与することで回避できます。
ただ、ChatGPT Searchでは結果表示に時間がかかります。私としてはデフォルトはGoogleのままで、特別に指定した場合はChatGPT Searchで検索できる方が、使い勝手の面では有り難いと感じます。
2. チャット履歴が検索ワードで埋もれてしまう
ChatGPT Searchの検索結果も、ChatGPTのチャット履歴として残ってしまいます。私のようにキーワードを変えながらポンポン検索をしているような人の場合、チャット履歴が検索ワードで埋め尽くされてしまいます。
Chromeのアドレスバーから検索する場合は、一時チャットとして履歴に残らない設定にできた方が理想的です。
Chromeの設定を変更
実はChatGPT SearchをChromeと統合するのに、拡張機能は必要ありません。上述の内容を含め、Chromeブラウザーの設定に変更を加えるだけで実現できます。
手順は以下の通りです。
-
Chromeの「設定」画面より「検索エンジン」を開く(もしくはアドレスバーに
chrome://settings/searchEngines
とタイプ)。 -
サイト内検索を追加し、以下の通り記入を行う。
名前:
ChatGPT Search
(任意の名前)
ショートカット:c
URL:https://chatgpt.com/?q=%s&hints=search&ref=ext&temporary-chat=true
これで、ブラウザーのアドレスバーに c 検索ワード
(cと検索ワード間はスペースあるいはタブで区切る)と指定することで、一時チャットモードのChatGPT Searchが開き、検索結果が表示されるようになります。
もしかしたら、今後ChatGPT SearchのURL仕様が変更になる可能性もありますし、拡張機能の機能が充実して本記事の手順が不要になるかもしれませんが、同様のプチストレスを抱えている方がいましたらお試しいただけれればと思います。