2009年6月25日
Xen移行・・・ネットワークでハマる
お久しぶりです。門脇です。
最近、自宅サーバーをXenに統合しました。
旧環境は、Atomマシン + ノートPC + 玄箱 で構成していたので消費電力が低いのは嬉しいですが、性能は若干非力なため、新サーバー構築を決意。
一日中秋葉原をまわり、中古パーツをかき集めてきました。
(余談ですが、結局新サーバーの性能はML115の最低スペック+メモリとHDDを増設したものとほぼ同じとなったので、ぶっちゃけML115買った方がお得だったかもしれません)
Xenの構築自体は簡単で、
sudo apt-get install xen-tools linux-image-2.6.26-1-xen-amd64 xen-linux-system-2.6.26-1-xen-amd64 xen-utils-3.2-1 bridge-utils
あたりをインストールして、リブートしてxenを起動し、基本的な設定をすれば準備完了です。
Domain-Uの作成は
sudo xen-create-image --hostname hogehoge --dir=/var/lib/xend --memory 512Mb --size 2GB --dist lenny --ip 0.0.0.0
さくっとこんな感じで作成できます。
Debianは楽でいいですね。
早速起動します。
sudo xm create /etc/xen/hogehoge -c
実際の移行は、
old_machine# dpkg --get-selections > packages #リストを出力
old_machine# scp packages new_machine: #リストをコピー
new_machine# dpkg --set-selections < packages #リストを入力
new_machine# apt-get dselect-upgrade #インストール開始
とかすれば、パッケージをまるまるインストールできます。
その他は、rsyncかければ完成。
移行自体は楽にできましたが、ネットワークでハマりました。