開発用のデータベース構築まとめてきなメモCentOS5.4+PostgreSQL8.3
開発用のデータベースをローカル環境内に構築する機会があったのでメモを残しておきます。
VMware Player3+CentOS5.4+PostgreSQL8.3
VMware Player3は以下のサイトからDLしてください。
http://www.vmware.com/jp/products/player/
centOSのイメージは以下からDLしてください。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/isos/i386/
●OSインストール
VMware Player3(以下VM)をインストール後VMを起動します。
2.インストーラディスクイメージファイルを選択し、ダウンロードしたISOファイルを選択します。
3.仮想マシン名と格納場所は適時変更してください。
今回はデフォルトのまま進めます。
4.ディスク容量の指定
推奨サイズを入力し、仮想ディスクを単一ファイルとして格納を選択
6.CentOSのインストール画面
パースはスキップします。
9.パーティションの設定
デフォルトのまま進めます
「はい」ボタンを押します。
10.ネットワーク設定
インストール後設定するのでデフォルトで進めます。
11.タイムゾーンの設定
デフォルトでアジア/東京になっているのでそのまま次へ進みます。
12.Rootユーザのパスワード設定
わかりにくいパスワードにしましょう。
13.インストールパッケージの選択
Desktop -Gnomeのチェックをはずし、今すぐカスタマイズするを選択します。
開発→開発ツールのチェックとベースシステム→ベース以外のチェックを全てはずします。
ベースはオプションパッケージからfirstboot-tulのチェックを外します。
VMを再起動した後にサスペンドにしてから戻してみましたが、
サスペンドにする前の画面イメージが表示されるようになっていました。
●ネットワーク設定
1.IPアドレスの設定
cd /etc/sysconfig/networking/
ネットワークディレクトリーに移動しlsコマンドを実行してください。
すると、イーサネットアダプター別の設定ファイルが表示されるのでviでifcfg-eth0を開きます。
vi ifcfg-eth0
以下の内容を環境に合わせて書き変えます。
BOOTPROTO=none
IPADDR=IPアドレス
NETMASK=255.255.255.0とか
GATEWAY=ゲートウェイのIPアドレス
2.DNSの設定
viでresolv.confを開きDNSのIPアドレスを指定します。
vi /etc/resolv.con
nameserver 8.8.8.8
8.8.8.8はGoogleが提供しているDNSになります。
セカンダリーは8.8.4.4です。
Google Public DNS
http://code.google.com/intl/ja/speed/public-dns/
Google Public DNSの特徴としては速度とDNSキャッシュスプーフィング攻撃に強いことらしいです。
また、接続情報は24時間後に削除されるそうです。
3.VMの設定
IPアドレスを固定にしましたので、次はVMのブリッチ接続を設定します。
右下のアイコンをクリックし、仮想マシン設定を開きます。
仮想マシン設定から、ネットワーク接続「ブリッジ:物理ネットワークに直接接続」のラジオボタンを選択し、OKをクリックします
ネットワーク設定はこれで終わりです。
ここから先はターミナルを使用して設定します。
●centの初期設定
1.yumの設定
fastestmirrorプラグインをインストールしインストールパッケージダウンロード時の最適ミラーサイトを自動選択するようにします。
yum -y install yum-fastestmirror
インストールパッケージの一括アップデート
yum -y update
2.SELinuxの無効化
CentOS5.4はデフォルトでSELinuxが有効になっているので、無効にします。
setenforce 0
無効になっているか確認しましょう。
getenforceコマンドでSElinuxが有効化確認できます。
getenforce
Permissive
Permissiveが表示されれば無効になっています。
有効になっている場合はEnforcingが表示されます。
3.vimのインストール
vimはvim-enhancedをインストールします。
理由はファイルタイプ別に色が変わって表示されたりするのでなんとなく。。。
yum -y install vim-enhanced
●PostgreSQLのインストール
1.コミュニティーリポジトリーを使うための設定ファイルを取得します。
8.3をインストールしたいので、コミュニティーのリポジトリーをyumに設定します。
wget http://yum.pgsqlrpms.org/8.3/pgdg-centos-8.3-6.noarch.rpm
rpm -ivh pgdg-centos-8.3-6.noarch.rpm
登録されたか確認します。
ls -l /etc/yum.repos.d/
pgdg-83-centos.repoが表示されていれば完了です。
2.yumコマンドでPostgreSQLをインストールする
yum search postgresql
yum install postgresql-server
パッケージを確認して
Is this ok [y/N]:y
yを選択します。
==================================================================================================================================
Package Arch Version Repository Size
==================================================================================================================================
Installing:
postgresql-server i386 8.3.8-1PGDG.rhel5 pgdg83 4.6 M
Installing for dependencies:
compat-postgresql-libs i686 4-1PGDG.rhel5 pgdg83 63 k
postgresql i386 8.3.8-1PGDG.rhel5 pgdg83 1.8 M
Updating for dependencies:
postgresql-libs i386 8.3.8-1PGDG.rhel5 pgdg83 204 k
Transaction Summary
==================================================================================================================================
Install 3 Package(s)
Update 1 Package(s)
Remove 0 Package(s)
Total download size: 6.7 M
Is this ok [y/N]: y
Complete!が表示されればインストール完了です。
VMware Playerが3にバージョンアップし、VMwareの設定とOSのインストールが簡単にできるようになってました。
Google Public DNSも今回初めてしったのですが、今月の3日に発表されたばかりだったみたいですね。