ratproxyとSelenium IDEを組み合わせたWebアプリケーションテスト
今回は、統合テストなどで利用できる便利ツール「Selenium IDE」と「ratproxy」を組み合わせてのテスト方法を紹介します。
どちらも良く使われるツールなので、既に取りれている方もいるとは思いますが、両ツールを組み合わせることでより 効率的にテストを行えるのではないでしょうか。
さっそくテスト方法について書いていきたいと思います。
1.ratproxyをインストール
以前、本ブログでも紹介されていましたが、Googleのセキュリティツール「ratproxy」をインストールします。
※参考:フリーで使えるセキュリティスキャナ・ツールまとめ
ダウンロードはこちらのページから行えます。
2.Selenium IDEをインストール
FireFoxのアドオンである、Webアプリケーションテストの自動化ツール「Selenium IDE」をインストールします。
Selenium IDEは、こちらのページから取得できます。
3.テスト用のデータ作成
Selenium IDEを使用してテスト用のデータを作っていきます。
Selenium IDEを起動します。起動した時点で記録状態となっているので、テストシナリオに沿って操作します。
4.ratproxyのプロキシ設定、起動
ratproxyを起動します。
./ratproxy -w hoge.log -r -lfscmXC &
5.Selenium IDE実行
Selenium IDEを起動し、3.で作成したテストーデータを読み込み開始ボタンをクリックします。
6.ratproxyの結果確認
Selenium IDE実行後、ratproxyでの結果をHTML化し、ブラウザで表示します。
./ratproxy-report.sh hoge.log > hoge.html
使用方法はすごく基本的なところばかりですが、自動テストしながらセキュリティチェックまで行えてとても便利だと思います。
ぜひ、お試しください。