Photoshopで画像加工をするための基本的な使い方
こんにちは、鴨田です。
デザイナーとしては、細々とした仕事でも、
依頼してもらえたら、特に面倒だとか思わずにやるのですが、
依頼する側からしたら、いちいちお願いするのも申し訳ない、
と思っていらっしゃる方もいます。
Photoshopが使用できる環境があればの話ですが、
ちょっとした画像加工のやり方をご紹介します。
1.画像の容量を減らす
まずは画像を開きます。
メニュー:ファイル → 開く
ショートカット:Ctrl + O
当然、画像をPhotoshopウィンドウにドラッグ&ドロップでも開きます。
メニュー:ファイル → Webおよびデバイス用に保存
ショートカット:Ctrl + Shift + Alt + S
のウィンドウが表示され、保存に関する設定が出来ます。
JPGであれば、画質を下げます。
GIF、PNG-8であれば、カラー数を減らします。
この場合、元の画像が色数の多いJPGですので、
画質を20にしてみます。
そうすると、容量が32.65KBとなります。
2.画像を拡大縮小する
まずは加工したい画像を開きます。
メニュー:イメージ → 画像解像度
ショートカット:Ctrl + Alt + I
「幅」「高さ」を指定して、変更します。
「縦横比を固定」のチェックを外せば、
縦横比に関係なく、画像の大きさを変更できます。
3.画像のサイズを変更したい
画像
周りに余白を作りたい、余白を取りたい場合、
メニュー:イメージ → カンバスサイズ
ショートカット:Ctrl + Alt + C
「幅」「高さ」を指定して、変更します。
デフォルトでは、画像の真ん中を基準としていますが、
「基準位置」を変えることも可能です。
現在の大きさよりも、画像を大きくする場合、
余白部分の色を「カンバス拡張カラー」で設定可能です。
4.画像を鮮明にさせたい
画像を拡大、縮小したときなどと一緒に用いたりしますが、
単に画像がぼけているときにも使用すると思います。
メニュー:フィルタ → シャープ → アンシャープマスク
「量」を調整することで、
どの程度、画像を鮮明にするかを決定します。
まずは「量」を20%にして、
その後、「Ctrl + F」で同じフィルタを多重に適用できるので、
様子を見ながら、シャープにすることも可能です。
5.画像を白黒(モノクロ)にする
ボタン系の画像を作るときに、使うことがあるかも知れません。
メニュー:イメージ → 彩度を下げる
ショートカット:Ctrl + Shift + U
これだけです。
6.画像をセピアにする
モノクロと同じような加工ですが、少し手間が増えます。
メニュー:イメージ → 色調補正 → 色相・彩度
ショートカット:Ctrl + Alt + U
「色彩の統一」にチェック
「色相」:30
「彩度」:30
「明度」:0
とすると、セピア色になります。
値をいじると、他の色にすることもできます。
7.画像に枠線をつける
画像に枠線をつけて、写真っぽくすることができます。
まずは、レイヤーパレットで、背景となっているレイヤーがあるので、
右クリック → レイヤーのプロパティ
レイヤーに名前をつけます。そのままでもOKです。
Fx(レイヤースタイルの追加)ボタンを押して、
「境界線」を選択します。
「サイズ」で枠線の太さを決め、
(画像の大きさに寄るので、お好みで)
「位置」を「内側」にセットします。
「カラー」を「#FFFFFF」で白にします。
これで枠線がつきます。