省電力サーバで夏を乗り切れ!
こんにちは、スクール事業部の岡本です。
今月も「PHP技術者認定資格対策講座」と「PHP基礎編」を開催するので、是非来て下さいね☆
と、宣伝はこれぐらいにして、本題 。
みなさまサーバは何をお使いでしょうか。
私はこれまで「ML115 G5」というHP社の激安サーバを使っておりました。
2万円を切る価格ながら、素敵な筐体に強力なファンを搭載した、とても良いサーバです。
(アシアル社内でも何台か動いています。)
ただし、電気を80W位消費します(デスクトップとしては普通ですが)。
また、我が家ではグラフィックボードを追加しているため90Wまで消費電力が跳ね上がっています。
「何とかしなければ」
と、家のサーバをリプレースする事にしました。
省電力サーバを手に入れる方法
1.省電力サーバを購入
→お金ないっす!
2.ノートパソコンをサーバにする
→手頃な中古ノートが無かったため断念
3.超省電力CPUを搭載したマザーボードをベースにPCを組む
→こちらを選択
4.電源をACアダプタにする
→これもチャレンジ
たまたま、偶然、運よく、
「超省電力CPUを搭載したマザーボード」をベースに「ACアダプタ」駆動で動く、
パソコンを譲り受けたので、最近流行りのWindowsをインストールしてみました、が!
「重くて動かん!」
お古で貰ったPCには最近の豪華なOSの駆動を支えるだけの馬力が無く、
ゴミ、じゃなかった、部品の塊と相成りました。
自作パソコンに必要なモノ
「岡本さん、パソコン自作し たいんですけど、どうすればいいんですか?」
という質問を社内でも頂いたので、ここで自作パソコンに必要な物を紹介したいと思います。
・自作パソコンできる人(1番目からモノじゃないですね、失礼しました)
私も、最初は人に教えて貰いました。
自作好きは誘えば付き合ってくれるので、是非GETしましょう。
余ったパーツを譲ってもらえるかもしれません。
・予算
最低3万円位、上を見ればキリがない。
・ケースと電源
セットで3000円からある。
品質はピンキリなので安ければ良いってものではない。
今回はACアダプタ駆動の120W電源をタダでGET!
ケースも4000円クラスのものを調達。
・マザーボードとCPU
パソコンはマザーボードというメイン基盤に、部品を幾つか組み合わせることで自作します。
マザーボードによって、利用できるCPUやメモリの種類が変わってきます。
CPUはパソコンの計算速度を左右するエンジンのような部品です。
速いものほど、高くて電気も大量に消費します。
超省電力CPUはマザーボードとセットになっている場合が多いです。
VIAのC7という「安い・遅い・熱が出ないのでファンがない」
素敵な部品を貰ったのですが、Windowsがまともに動かなかったので、買い換えました。
IntelのライバルであるAMD社のE-350という「速い・安い・省電力」3拍子揃った商品を、7980円で購入。
・メモリ
4GBのメモリを2000円で購入しました。
今、メモリが暴落中なので大変お買い得です。
512MBのVPSサーバが8つ分…
・ハードディスク
OSや各種ソフト、データを入れるために必要になります。
5~6000円もあれば買えます。
今回は自宅サーバから強奪したため0円です。
・DVDドライブ
OSのインストールにはDVDドライブが必要です。
自宅の他のマシンから借りてきたので今回は0円です。
・OS
今回はWindowsHomeServer2011(以下WHS2011)を利用。
価格改定で8000円以下まで下がっています。
今年の夏はWHS2011が熱い!
・その他のパーツ
本当はもっといろいろなパーツがあるのですが、
最近のマザーボードは標準で音源もグラフィックも用意しているため、
最低限、上記の部品とマウス・キーボード・モニタがあれば大丈夫です。
組み立て作業
大体いつもトラブルに見舞われます。
今回は、電源からマザーボードに給電するコネクタが1本足りませんでした(笑)
「ATX12V」
ここ数年CPUが消費する電力はウナギ登りでした。
そこでCPUに近い位置から12Vの電気を給電する「ATX12V」というコネクタが採用されました。
幸いなことに、変換コネクタさえあればHDDやDVDドライブ用の電源から調達可能です。
さぁ、気になる電力は?
21W、ノートパソコン並です!
因みに通常電源の場合は28W前後で動いてまいた。
本当はWHS2011で色々遊びたかったのですが、
紙面の都合上、今日はこの辺で 。
因みに、スクールで自作パソコン入門講座を開催したら、
受けたい人っていらっしゃいますでしょうか?