その他
2011年9月1日
Gitを使い始めたらやっておきたい便利な設定いろいろ
こんにちは、中川です。
Gitを使い始めてから、Subversion を使う機会がめっきり減ったこの頃です。
Gitだとローカルだけで簡単に使い始められるのもいいですが、気軽につくれるbranchや、mergeのしやすさがたまりませんね。
インストール直後の状態でも普通に利用できますが、
ちょっとした設定でさらに使いやすくなる方法をご紹介したいと思います。
※今回ご紹介する内容はいずれも私のMacBook上での動作確認となり、Windows環境は考慮していませんがご容赦ください。
■ユーザー名とE-mailアドレスの設定
まずは、最初にユーザ名と、メールアドレスを設定してしまいましょう。
$ git config --global user.name "yoshiki"
$ git config --global user.email "yoshiki@example.com"
■カラーリング
git status や git diffなど、デフォルトでは味気ない文字がズラズラと画面に表示されますが、それを見やすいようにカラーリングすることができます。
$ git config --global color.ui auto
■gitコマンドのエイリアスの設定
Gitのよく使うコマンド達を短く呼び出せるように、エイリアスを設定します。
$ git config --global alias.co checkout
$ git config --global alias.ci commit
$ git config --global alias.st status
$ git config --global alias.br branch
$ git config --global alias.hist 'log --pretty=format:\"%h %ad | %s%d [%an]\" --graph --date=short'
これで、
$ git st
とか、
$ git ci -m "test commit"
などと、簡単に呼び出せます。ちょっとした差ですが頻繁に呼び出すコマン ド達なので、ありがたみが実感できます。
ちなみに、「git hist」のエイリアスは、以下のようなツリー表示のログが簡単に確認できて便利です。
■自分用のgitignore設定追加
自分の開発環境だけでできてしまうようなファイルのために、
プロジェクト内の.gitignoreに設定追加してしまうと他の人に嫌がられますよね。
そこで、自分用に追加でホームディレクトリの.gitignoreファイルを利用するようにします。
$ git config --global core.excludesfile ~/.gitignore