2006年11月2日
朝の勉強会
小林です。
いつのまにか11月。随分肌寒くなってきました。
季節の変わり目か、オフィスでは風邪が流行しつつありますので、皆様もお気をつけ下さい。
最近、朝の勉強会がアシアルブーム(?)になっています。
勉強会では、全員で『ITエンジニアのための論理思考が分かる本』を輪読、実践演習しています。
物事を順序立てて、相手にきちんとわかるように説明することは非常に大切なことですが、いろいろな場面において、その難しさを痛感しています。頭の中では分かっているつもりで、きちんと理解できていることを伝えたいと思いつつ、なかなか相手に伝えられないときは、本当にもどかしく思います。
勉強会の中では、自分と違った角度で考えた意見などが出されて、「なるほどな」と思うことがしばしばあります。
このような勉強会の中で一つ疑問に思ったことがあります。
二つの異なる考え方があり、いくら議論しても、一方に収拾がつかない、または折半案がどうしても成り立たないような場合、皆さんはどのようにまとめているのでしょうか。最終的には、多数決の原理を採用するものなのでしょうか。
組織的に一つのことをしなくてはいけない場合、最終的には多数決の原理でまとめるのが妥当だと思いつつ、なんとなくその方式に対して疑問も捨てきれません。
少々話は異なりますが、「The Wisdom of Crowds(みんなの意見は案外正しい)」も、なかなか興味深い言葉です。