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シリコンバレー研修2012第一班報告記:一日目と二日目

こんにちは、斉藤です。

自分はこの4〜5月にかけて、海外を初めて経験しました。
今回の旅でもそうですが、飛行機という鉄のかたまりが飛ぶことに改めて驚きました。
テクノロジーの進歩ってすごい!

まず自分から「シリコンバレー研修2012第一班報告記:一日目と二日目」の報告をします。
研修の目的は企業訪問ですので、スケジュールはこんな感じになっています。

・一日目
* サンフランシスコ到着
* スタンフォード大学見学
* ショッピングモール内のスポットでEvernoteの方と話す

・二日目
* Google本社に訪ねる
* snapstickというソーシャルゲームの企業を訪ねる
* VMWareを訪ねる
* PlugAndPlay見学、Fixstersを訪ねる

息をつく間もなく、なかなかなスケジュールでしたが、貴重な経験を得ることができました。
それでは、報告記の始まりです!


 

・スタンフォード大学見学

言わずもかな、超一流の大学Stanford Universityです!
ここから数々の起業家、エンジニアが生まれたと思うと、自分もここで学びたいと思いました。
時間はあまりなかったので、フーバータワーというところだけ入りました。
そこから大学構内が見渡せるのですが、めっちゃ広い!!

ここだけでも。スケールの大きさが日本とは違う、ということを思い知らされます。

・ショッピングモール内のスポットでEvernoteの方と話す

Evernoteも含め、サンフランシスコで働くエンジニアはどうあるべきか、を教えていただきました。
こちらではプロダクトマネージャという職種があるそうです。
自分たちの作ったプロダクトに対して責任を持っている人、という職種です。
その人に聞けば、そのプロダクトの仕様やどうしてそういう仕様がついたのか、が分かるようになっているそうです。
みんなで少しずつ仕様を追加していくのでなく、一人が仕様追加の決定権を持つことで、そのプロダクトのコンセプトから離れたものできることを防いだり、仕様同士の矛盾をしないようにまとめることができるのではないでしょうか。

・Google本社

誰もが知っているGoogle本社に入る機会をいただきました。
毎年、誰かが写真を撮っていますね!

この場所に来れるだけでも、感動ものです!
本来なら、中の人とお話しする機会がある予定だったのですが、体調を崩されたということで急遽キャンセル。
ぐるっと一通り回って、次の企業へ。

・snapstickというソーシャルゲームの企業を訪ねる

このsnapstickという企業は、自分たちが訪れる前の日に買収されることが決定したそうです!!!!
会った人が成功をしていく、という様を見るというのはシリコンバレーに限らず、言葉にできないけどすごいことなんだ!という感じがしますよね・・・。
プロダクトの内容は、ソーシャルテレビのプラットフォーム。
Youtubeやゲームなどのコンテンツをテレビに映し出して、手持ちのスマートフォンで操作して楽しもうよ、というものでした。
日本では、任天堂が提供しているWiiに近いですね。
こういったみんなで楽しむための機能は一つのプラットフォームに統合されていく、というのが未来のテレビのあるべき姿なのでしょうか。
日本もいずれゲーム業界、映像業界、テレビ業界が手を組んで一つのプラットフォームを作るかも?

・VMwareを訪ねる

一つのPCの中に複数OSを用意したい、と言う人の中にはVMware Fusionを使っている方もいますね。
それを作っているVMwareという企業を訪問してきました。

今回はなんとCTOの方に、お会いすることが出来ました!
なんとか最初の方だけ、話の内容が聞き取れたので、簡単にご紹介します。
* VMwareの始まりは、1idea + 1bet + 5people + 1house = A New World という方程式からだった
* 6秒に一回、一つのVMware製品が動いている
* 2億のVMWareを実機にして並べるとすると、万里の長城の2倍の長さになる
などなどの話をなんとか理解することが出来ました。
いつも使っている製品を提供している会社に行ってみる、という経験はなかなか出来ませんよね。

・PlugAndPlay見学、Fixstersを訪ねる

PlugAndPlayというインキュベーション施設に訪問しました。
この中ではたくさんの企業が成功していったと聞くと、ここで自分たちも何かやってみたくなりますね。
よくよく話を聞くと、単純な場所貸しなのですが、成功を生み出す何かがあるのかも知れません・・・。
この中でFixstersという企業の方からお話を聞くことが出来ました。
linuxなどの組み込み開発をやっている企業で、WEB系とは違うプログラミングの楽しさを伺うことができました。
自分が思うに、今はアプリ一色でハードウエアはスマートフォンを提供している会社だけが成功しているイメージでしたが、全然そんなことないですね!
演算を高速にできるマシンを提供できる、というだけで使っていただける企業はたくさんあるそうです。


 

・企業訪問を経験してみて

たくさんの方々が面白そうなことを楽しそうにやっていて、なおかつお金にしている、ということが印象に残りました。
自分の力でビジネスをやるんだ!という方々の出すオーラってすごく素敵ですよね。
アイデア一つと、それで食っていくんだ!という気合い。
大きな企業の方もそうでない企業の方も、感じられるオーラは同じでした。
この場を借りて、自分たちの訪問を快く受け入れてくださった方々へ、お礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
お礼に、と言う訳ではないですが、Monacaもそんな成功を目指します!!

という訳で、研修参加者による次の記事へ続きます!

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