テクノロジー

VSCode の Local Port Forwarding を試してみました

こんにちは中川です。

先日リリースされた VSCode 1.82 でローカルポートフォワード機能が標準でサポートされたので試してみました。

確認環境

  • macOS Ventura
  • Visual Studio Code 1.82
  • Bun 1.0.3

確認用サンプルアプリ

せっかくなので、先日1.0がリリースされた Bunを使って試してみたいと思います。

Quickstartを参考に Webサーバーを3000番で起動させます。

 $ bun init
bun init helps you get started with a minimal project and tries to guess sensible defaults. Press ^C anytime to quit

package name (blog202309): 
entry point (index.ts): 

Done! A package.json file was saved in the current directory.
 + index.ts
 + .gitignore
 + tsconfig.json (for editor auto-complete)

To get started, run:
  bun run index.ts
// index.ts
const server = Bun.serve({
  port: 3000,
  fetch(req) {
    return new Response("Bun!");
  },
});

console.log(`Listening on http://localhost:${server.port} ...`);
bun run index.ts
Listening on http://localhost:3000 ...

ここまでで、 http://localhost:3000/ にブラウザでアクセスして動作しているのを確認できました。

Bunを使うとTypeScriptをそのままさくっと実行できるので楽ですね。

Local Port Forwarding

それではポートフォワードを試してみたいと思います。まずは、VSCodeのパネルの PORTS を開いて、「Forward a Port」ボタンをクリックします。

Forward a Port


※ここで、Port に3000番をいれると、初めての場合はGithub認証を求められますので許可しました。

Add Port


その後、Forwarded Address に外部からアクセス可能なURLが表示されたら、ブラウザでアクセスしてみます。

初回は警告画面が表示されるようですので、「続行」ボタンをクリックでアクセス可能となります。

次の場所の開発者用トンネルに接続しようとしています

なお、 Visibility 設定が Private になっている場合は、Githubログインが求められるようです。

Sign in to Github to continue to Dev Tunnels

※Visibility を Public に変更するとGithubログインなしでアクセス可能となります。

Port Visibility: Public

このように、VSCodeの機能だけでとても簡単にローカル環境のアプリを外部から確認できるようになりました。

今回は、VSCode 1.82 で追加された、ローカルポートフォワード機能を試してみました。開発に役立つ機能がどんどん追加され、ますますVSCodeが便利になってきたなと思いました。

参考情報

  • https://code.visualstudio.com/updates/v1_82
  • https://code.visualstudio.com/docs/editor/port-forwarding
  • https://bun.sh/docs/quickstart
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nakagawayoshiki

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