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非エンジニア出身の新米Webディレクターが覚えておくべき10の用語 その2

こんにちは、鴨田です。

先日、非エンジニア出身の新米Webディレクターが覚えておくべき10の用語という記事を書いたのですが、
今回はその続きというか、第2弾をお送りしたいと思います。

もしかしたら、用語を説明するための用語が分からないのではないかという気もしますが、
そこは自分で調べると吉なんじゃないかと思います。

○rsync

読み方:アールシンク
UNIXにおいて、主にサーバー間の同期を行うソフトウェアです。
ミラーリングとかバックアップを行うときに用いる事が多いです。

○cron

読み方:クロン、クーロン
UNIXで、タスクの定時実行を行うときに使われます。
crontabファイル、および、コマンドによって実行されます。

○worker

読み方:ワーカー
Apache HTTP サーバで用いられるMPM(マルチプロセッシングモジュール)の一種です。
子プロセスの起動方式がスレッドになるため、プロセスの生成を待つことがなく、
大量のアクセスがあるとき、preforkよりもパフォーマンスが期待できますが、
安定して動作させるためにはある程度のノウハウが必要です。
プロセスとスレッドの違いは調べてみてください。

○prefork

読み方:プリフォーク
workerとおなじく、MPMの一種です。
1つのリクエストに対して、1プロセスを割り当てます。
workerよりも、リクエストの処理数に関しては劣りますが、
あるプロセスが動作不良を起こしても、
他のプロセスに影響を与えることがないため、安定して動作します。

○squid

読み方:スキッド、スクウィッド
プロキシサーバなどでよく使われるソフトウェアです。
主な用途としては、重複リクエストに対し、
キャッシュによる応答を行うことでウェブサーバの動作を高速化します。

○Subversion

読み方:サブバージョン
バージョン管理システムの一つです。
その中でも、集中型のシステムになります。
中央リポジトリからリソースをチェックアウト/コミットすることで、
集中的にリソースの管理をします。
コマンドラインを使用することが多いですが、
TortoiseSVN等のソフトウェアを使うことでGUIでも操作できます。

○Git

読み方:ギット
バージョン管理システムの一つです。
Subversionとの違いは、分散型バージョン管理システムであり、
中央リポジトリだけでなく、各開発者がローカルリポジトリを持ち、
中央リポジトリを含め、プッシュ/プルをすることで、
分散的にリソースの管理を行います。
最近は社内でもプロジェクト管理でSubversionではなく、
Gitを使うことが多いです。

○CDN

読み方:シーディーエヌ
Contents Delivery Network(コンテンツデリバリネットワーク)の略です。
サイズの大きなWebコンテンツをネットワーク経由で効率的に配信する仕組みです。
最近では、GoogleなどがCDNを使って、Javascroptライブラリを
配信したりもしています(CDN Hosted jQueryとか)が、
少し前のCDNといえば、大規模な動画配信システムなどを指して
用いられることが多かったのではないかと思います。

○node.js

読み方:ノードジェイエス
通常はクライアントサイドで用いるJavascriptを、
Googleが開発したV8エンジン環境上で実行するプラットフォームです。
サーバーサイドJavascriptの大本命と目され、最近なにかと話題になりました。
サーバーサイドJavascript自体は昔からありましたが、
近年のJavascriptブームから、JavaScriptを使って
サーバサイドアプリケーションを開発できること、
スケーラビリティの高いネットワークプログラムを開発すること
が可能であるという点において、注目度が高いようです。

○enchant.js

読み方:エンチャントジェイエス
HTML5+JavaScriptベースのゲームエンジンです。
近年のスマホゲームの盛り上がりから、
Javascriptでゲームが作れるということで注目されています。

以上です。

ネットワーク用語が多めで、なかなか馴染みのない単語が多いと思いますが、
ある程度の大きさのサービスになると、必要な知識だと思いますので、
是非、簡単な意味だけでも覚えていってください。

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