PhoneGap-UserGroup 第1回 勉強会@東京レポート
こんにちは、塚田です。
昨日、PhoneGap-UserGroup 第1回 勉強会@東京に参加してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
Adobe社があるゲートシティ大崎の大ホールに集まったのは約200名のエンジニアの方々。
定員オーバーで参加できなかった人も多数いたとか。
第1回の勉強会からこれだけの人が集まるというのはPhoneGapの注目度が高まっているということですね。
弊社でもこれまで『PhoneGap 入門ガイド』の出版や、公式ドキュメントの邦訳など微力ながらPhoneGapの普及に努めてきましたので、非常にうれしいことです。
まず、主催者である有川さんからPhoneGapの始め方と題して、iOSとAndroid向けのPhoneGapの環境構築の説明が有りました。
続いてAdobeのエバンジェリストのPlotrさんがPhoneGapの現状と今後の展開について発表。
Parse.comとjQuery Mobileを使ってのライブコーディングで、簡単なロケーションベースのソーシャルネットワークアプリを作る過程を説明してくれました。
その後、PhoneGapの事例発表が続きます。
1番手は株式会社ニーロクの新井さん。ニーロク社はおそらく日本で唯一のHTML5に特化したアプリ開発会社。
自社で作られた潮位情報を提供するアプリをPhoneGapの事例として紹介してくれました。
2番手は弊社の田中が務めさせていただきました。
田中からは、Monacaの紹介と弊社で開発している三三株式会社の名刺管理アプリEightの紹介をさせていただきました。
特にアプリの高速化の観点での課題とその解決方法について解説をさせていただきました。
トリを務めたのは、株式会社ICSの池田さん。池田さんはTool Kit for Create JSとPhoneGapを使ってFlashアプリをiOSアプリに変換するデモンストレーションを実施。Flashエンジニアの方も多く参加していたようで、注目度も高かったようです。
内容も盛りだくさんで非常に盛況な勉強会でした。
すでに、9月に第2回の大阪、第3回の東京の開催も決まっているとのことです。
ご興味のある方はPhoneGap-UserGroupのFacebookページで告知がされるとのことなので、そちらをご注目ください。
発表者の皆さん共通に日本語の情報の不足やノウハウの流通不足をPhoneGap普及の課題だと指摘されてましたので、我々も今まで以上にPhoneGap関連情報やHTML5関連のノウハウを積極的に公開したいと思いますのでご期待ください。