40歳、デザイナーとしてこれからを考える
どうも、デザイナーの花崎です。
入ったころは20代でしたが、気が付けばもう40歳。。。
そもそも美術系の大学院で油絵を専攻していたのですが、ファインアート出身でデザイナーとして超初心者でアルバイト入社し気が付いたら13年!!
体感としてはまだ5年ぐらい、、、
20代も30代も、周りのメンバーの能力に圧倒され、「自分ってまだまだで新米だな…」って気分が抜けられないまま、気がついたら10年以上経ってる、、、とほほ。
自分だけが取り残されている不安を感じていたときに、社内でキャリアコンサルティングを受ける機会がありました。
40才というインパクトと焦りで「自分の立ち位置を整理してみよう」と思ったわけです。
アシアルという場所について
アシアルは受託開発や自社サービスを開発するのがメインでエンジニアが大半を占め、当時デザイナーは全体の5%程度。
一般的なWeb制作会社とは少し違い、ガッツリデザイナーの成長ステップとはちょっと違います。
様々な業種の業務システム、社内ツールなど多様なプロジェクトに関わるので、広告やコーポレートサイトに加え、BtoB向けの大型案件も多く、さまざまな業界の知識や視点が身につきます。
また、同業他社の調査でも、単なる比較にとどまらず業界ごとの特徴やニーズを深く理解する機会があり、デザインだけでなくビジネス理解も広がる貴重な経験が得られます。
社長含めメンバーのみんなが開発大好き、コード書くの大好き!で日々格闘しながら大変そうだけど、楽しんで仕事してるように見えるところが好きw
アシアルについて詳しくはこちら↓
https://www.asial.co.jp/solution/ux-ui/
スキル・キャリアの棚卸し
まずは、自分が何をやってきたかな~と、この13年を振り返り。
ざっくりこんな感じ。
- 自社開発スマートフォンプラットフォーム Monaca
- 画面デザイン
- 開発画面のUI設計
- スマートフォン向けBaaSシステムの管理コンソール画面開発
- UI設計
- 画面デザイン
- スマートフォンアプリデザイン
- UI設計
- 画面デザイン
- CMSサイト
- 画面デザイン
- コーディング
- 動画編集システム
- 画面デザイン
- ロゴ作成
- ハイブリットキャストデザイン
- UI設計
- 画面デザイン
- 銀行サイトのデザインUI/UXデザイン
- UI設計
- 画面デザイン
- エキスポやイベント出展のデザイン
- 会場のコンセプト作り
- ポスター・パネルデザイン
- リーフレットのデザイン
- 会場で流す動画作成
- ノベルティ作成
ユーザビリティや直感的な操作体験を意識したWebサイトやスマートフォンアプリからBtoB向けの大型業務システムやハイブリットキャスト等のUI設計。
デザインだけではなく時にはコーディング領域まで幅広く経験させてもらいました。
会社としてエキスポ等のイベントに参加の際には、会場のコンセプトデザインからそれに付随するグラフィック制作・ノベルティなどにも携わらせてもらいました。
そこの中で使えるようになった大まかなツールはこんな感じ。
- デザインツール
- Illustrator
- Photoshop
- InDesign
- XD
- Figma
- 開発ツール
- Git
- Visual Studio code
振り返ると、画面デザインやUI経験値は積み重ねていましたが、このまま職人のように深く掘り下げていくより、40歳と考えるともう少し先の広い範囲のステップに進んでいきたいなと感じました。
これからどう生きるか
気のせいか、最近、地上波で初めて放送された映画のような、、、w
今度はどのような方向へ進みたいか、
UI/UXやデザインスキルは磨いていくのはもちろんです。
しかし、システム開発がメインであるアシアルでは、見た目のデザインだけだと仕事が限られてしまいます。
スキルアップを考えると、作業者ではなくプロジェクトマネージャ-、UIのコンサルティング、ディレクション寄りの仕事。
ひとつ上のレイヤーの仕事が出来ればもっと会社に貢献でき、自分の幅が広がるのではと思います。
そして、今アシアルでも積極的に導入しているAI活用。
急速に進化しているAIを活用し、制作物のスピードアップを目指してできるように取り入れていきたいと考えています。
作業スピードを上げることで、他の業務に取り組む時間を確保でき、制作物のクオリティ向上にもじっくり取り組めます。
- 今後習得を目指すスキル
- ディレクション
- AIツールの活用
最後に
これからの時代にあわせ、AIや新しい技術を柔軟に取り入れながら、ユーザー体験をより高めるデザインがますます求められていくと感じています。
自分自身のスキルを磨くだけでなく、チームやプロジェクト全体の価値を高められるよう、リーダーシップを持って取り組むことにも挑戦中です。
常に学び、成長を続けることで、より多くの人に喜ばれるデザインを生み出していけるよう努めていきます。